取締役会長就任のご挨拶
IT業界に入り45年になり、ソフトウェア開発時代の忙しい中、会社設立
もさせていただき、このころ共に汗をかいた方々、設立後の営業やセミナー
・交流会で出会った方々のご助言、ご指導が今日に至っています。
ありがとうございました。引き続き、宜しくお願いします。
ソフトウェアの変化は、1995年~2001年頃のMicrosoft Windowsの出現です。
Windowsのインパクトは大きく、当時、一世を風靡していたNEC(日本電気)
のPC-98もWindowsに代わってしまいました。さらに2018年頃のアメリカGAFA
(Google、Apple、Facebook(Meta)、Amazon)の出現も大きいです。
インターネットサービスがプラットフォーム化され、情報の共有が進み、
世界が一気に縮まりました。この2つの出現は、どれもアメリカのソフト
ウェア企業です。社会(世界)に大きな変化をもたらしました。
私の開発時代(1995年頃)のソフトウェア開発業は、ハードウェア
(物の価値)と異なり、物理的な実態がないことで資産(無形資産)価値が
薄く、技術者の評価も低く、働く拘束時間も長く見た目は良いですが、新3K
と言われ、評価も技術者の力量(資格取得や現場経験での基礎力、計画進捗
での改善力、完成度の高い技術力、お客様や周りからの信頼)が決め手と
なっていました。この頃のソフトウェア業の業種は、サービス業でした。
現在に至っても、ソフトウェア開発業の資産(無形資産)価値、評価に
ついては、さほど変わらないようにも感じていますが、その中でも、
働く環境は規則や管理が強化され、勤怠・労務・給与等もシステム化され、
新人・未経験者、既存技術者の教育や資格取得、社内外での技術研修や
ビジネス研修も充実し、テレワークも普及し、
働く形も変わってきています。また、インターネットや携帯の普及で
情報が共有され、様々なソフトウェアが当たり前の感覚で利用されて
います。この事は、ソフトウェア開発業として大変嬉しいことです。
今後は、AI化が進み、ソフトウェアに関わる自動ロボットが普及し、
量子コンピュータの出現で時間や速さが進化(超越)され、
ソフトウェア開発は、人間と自動ロボットとの共同作業になるように
感じています。
当社は、時代の進化を事業に取り入れ、お客様に喜んで
いただき、堅実で良質な技術サービスを提供する事にこだわりたい。
また、社員一人一人がIT技術のプロ(職人)でありたい。
さらに、助け合い、規律の透明性を高め、SDGsの提言も意識し、
前進し進化していきたいと思っています。
引き続き、皆様のご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。
取締役会長 山田 俊一
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